刊行物
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季刊「中国総研」
自転車と地域・まちづくり
今、自転車ブーム。東日本大震災以降、身近に自転車を感じる人は多いのではないか。自家用車に比べて移動手段として便利、単なる移動手段ではなく自転車が目的となり多様性に富んでいる、環境への関心、経済的・健康的、といった理由からだ。中心部において自転車利用の促進はコンパクトシティの形成、市内観光・娯楽産業の活性が期待される。国内で唯一、自転車で渡れる高速道路橋として人気の「しまなみ海道」では、自転車イベントが催され、千人規模の集客を誇る。こうした事例は中山間地域の活性化にも大きな可能性がある。近年このように都市部や中山間地域において、自転車を他の交通手段と同等に位置付け、まちづくりを進める事例が増えている。そうした事例や取り組み、自転車の持つ地域・まちづくりの可能性を考える。
ロボットテクノロジー(RT)を活用した地域産業・社会の高度化とRT産業の創出
世界のロボットの3割強は日本国内で稼働、およそ7割を日本企業が製造しているが、ほとんどは製造現場で使われる「産業用ロボット」だ。産業用ロボットの導入が始まってから40年が経ち、わが国の人口・社会構造が大きく変化する中で、従来の製造業分野だけでなく、医療・福祉、オフィス、交通、農業などの分野や一般家庭においても、ロボットテクノロジーを活用する新たなサービス創出の機運が高まってきた。3月に発生した東日本大震災では、人間が作業できない環境下で働く特殊作業用ロボットがクローズアップされた。日本人は鉄腕アトムなどのアニメの影響があり、ロボットに対して親近感を持つと同時に、「ロボット=ヒューマノイド型で万能」というイメージも抱きがちだが、ロボット導入の検討現場では技術とニーズとの間にギャップも見受けられる。本稿ではロボットテクノロジーに関わる産学官の関係者に、各分野での取り組みの現状と課題、方向性について幅広く論じていただいた。
中国地域経済白書
2011年度 グリーン・イノベーションによる地域経済の成長
2011年の「白書」のテーマは、太陽電池、次世代自動車、LED(発光ダイオード)といった製品の開発や生産の動きが活発化しつつあることを踏まえ、『グリーン・イノベーションによる地域経済の成長』とした。
中国地域の経済と地域開発
中国地域の経済と地域開発2011
「中国地域の経済と地域開発2011」は、3部から構成されており、第1部「概要編」では、2010年の中国地域における主な地域開発動向を概説し、第2部「統計編」では、中国地域の社会・経済・産業の姿を簡潔な解説と図表でわかりやすく示した。また、第3部「地域開発編」では、中国地域の各地で進められている地域開発プロジェクト、各県・各市の長期ビジョンなどを収録し、この一冊で中国地域の概要が把握できることを目標に作成している。
本年は、「概要編」に特集テーマとして「地域独自の国際交流の取り組み」を取り上げ、「統計編」の観光関連、「地域開発編」の長期計画、市街地再開発等について、内容の充実を図った。
自主研究等
広島県を中心とした産業発展の歴史
明治期以降を中心とした中国地域各県における産業発展の歴史について調査を行い、その成果を取りまとめたもので、中国地方総合研究センターの刊行により、成果報告の第一弾となる「広島県版」を作成した。今後、中国地域各県の調査成果を「各県版」として順次刊行予定。
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