「スローツーリズムの手引き」(環境負荷に配慮した瀬戸内海スローツーリズム創出検討委員会)より

スローツーリズムとは「ゆっくり」「のんびり」「じっくり」楽しむ旅のスタイルであり、理念としては以下の3点が挙げられます。

@ゆったりと良いものを味わう旅であると同時に、人々が地域に残るスローな生活文化にふれて、その価値を再確認する『スローな文化への志向にこたえる旅』(社会的な位置づけ)

Aゆっくり、のんびりと街の風情を体感しながら、心のおもむくままに、自分なりの時間を楽しむ『個人的で自発的な意志にもとづく旅』(どんな旅か〜旅行者の意識)

B人々や土地の文化に触れ、交流を重ね、地域のなかの本物を再発見・再確認し、お互いの元気につなげていくことができる『人々や文化とふれあう旅』(何をする旅か〜観光の対象)



 また、スローツーリスト(スローツーリズムを実践する人)は、従来のツーリストと違って、次のような行動要求をもっていると言えます。

@お仕着せ・駆け足のルート、プログラムを嫌う
A時間にしばられたくない
B人とは違うものを発見したい、違う体験をしたい
C地域の生きた文化に触れたい、人と交わりたい
D何事も"スロー"でいきたい





 瀬戸内海地域には、穏やかで多様性に富む風土があり、人間的なスケールの中に人々の暮らしがある、という点が大きな特徴といえ、日本の中でも特色のあるスローツーリズム地域となりえる可能性をもっています。この瀬戸内海地域でのスローツーリズムを「瀬戸内海スローツーリズム」と呼び、スローツーリストが好んで訪れる瀬戸内海地域を目指します。




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