景気ウォッチャー調査

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景気ウォッチャー調査 [2019年5月]

2019年5月の中国地域調査結果の概況

景気の現状に対する評価

 現在の景気を3か月前と比較するとその評価は次のとおりであった。
 景気の現状判断DI(合計)は、前月を3.0ポイント下回る44.4となった。
 分野別にみると、家計動向関連は、「やや良くなっている」の回答の割合が減少し、「10連休で一時的に来客数が増加し、売上にも好転の兆候があったが、その後の落ち込みは予想以上で、客の外食利用意向の低下が懸念される。」(一般レストラン)、「来客数は増えているが、販売に結び付いていない。」(乗用車販売店)等の理由から、「やや悪くなっている」の回答の割合が増加したため、前月を3.3ポイント下回る44.7となった。
 企業動向関連は、「やや悪くなっている」の回答の割合が増加したものの、「悪くなっている」の回答の割合が減少し、「令和元年スタートでの提案案件に対する企業からの受注があり、上向きに推移している。」(広告代理店)等の理由から、「やや良くなっている」の回答の割合が増加したため、前月を1.5ポイント上回る45.6となった。
 雇用関連は、「やや良くなっている」の回答の割合が減少し、「大学生の卒業もあり、アルバイト、パート、正社員を含めて3か月前が年間を通じて求人数のピークであるため、そのときと比較すると求人数はやや減少している。」(求人情報誌製作会社)、「求職者数の動きに変化がなく、今後、人手不足が景気に悪影響を与えるおそれがある。」(民間職業紹介機関)等の理由から、「やや悪くなっている」の回答の割合が増加したため、前月を10.3ポイント下回る39.7となった。

現状判断DI

5月 前月差
合計 44.4 -3.0
家計動向関連 44.7 -3.3
企業動向関連 45.6 1.5
雇用関連(参考値) 39.7 -10.3

景気の先行きに対する評価

 現在より3か月先の景気の先行きに対する評価は次のとおりであった。
 景気の先行き判断DI(合計)は、前月を1.0ポイント下回る46.7となった。
 分野別にみると、家計動向関連は、「変わらない」の回答の割合が減少し、「連休の反動により消費が抑えられる。」(観光名所)、「消費税の引上げが目前に迫り、客は出費に非常に厳しくなってきているので、今後の景気は悪化する。」(一般レストラン)等の理由から、「やや悪くなる」「悪くなる」の回答の割合が増加したため、前月を0.8ポイント下回る47.5となった。
 企業動向関連は、「変わらない」の回答の割合が減少し、「国際情勢の影響で今後も国際関連荷物の動きは鈍化し、国内もその影響を受けて荷動きが悪くなってくる。」(輸送業)、「米中の貿易摩擦と円高の影響により、取引先等の設備投資が減少傾向にあり、今年度中は景気が下向きで推移する。」(電気機械器具製造業)等の理由から、「やや悪くなる」の回答の割合が増加したため、前月を0.7ポイント下回る44.9となった。
 雇用関連は、「やや良くなる」の回答の割合が減少し、「求人数は増えるが、求職者数と比例しておらず高い有効求人倍率となる。求職者が正規雇用に偏り、非正規求人とのマッチングが進まない。」(人材派遣会社)、「多くの業種で人手不足感の強い状況が続き、一般求人の求人倍率もバブル期並みの高い水準となっているものの、上昇幅がこのところかなり縮まっていることから今後の求人倍率は下降傾向に転じる可能性がある。」(職業安定所)等の理由から、「やや悪くなる」の回答の割合が増加したため、前月を2.9ポイント下回る45.6となった。

先行き判断DI

5月 前月差
合計 46.7 -1.0
家計動向関連 47.5 -0.8
企業動向関連 44.9 -0.7
雇用関連(参考値) 45.6 -2.9

中国地域データ[PDFファイル]

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